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S1思考の流れ【ポケモンSV】

ランクマ開始前

直前にレギュレーションが発表された為環境考察が1からやり直しとなった。

安直にミミガッササーフゴーを使用するプレイヤーが多いと思いアーマーガア+チョッキサザンドラを軸に選択。

蓋を開けてみればキョジオーンラウドボーンを初期から使用するプレイヤーが一定数おり頭を抱えた。

この頃は環境がどのように進んでいくかのイメージを持てず、habanさんにあさみさん終わったなと言われる始末だった。

配信外ではオーロンゲ軸を考えてはいたが、オーロンゲサーフゴー+カイリューorボーマンダになるのかなあくらいのふんわりとした構想で何も固まっていなかった。

 

 

中盤

開始から1週間くらい経過した頃からようやくゲーム性が少し掴めてきた。

それくらいの頃に人伝に渦アンコカイリューの存在を聞き、間違いなく使うor対策するのどちらかを選択しなければいけないレベルの存在になると感じ、自分はどちらにするか考え始めた。

カイリューの他にもわかっていても勝てないなと感じていたポケモンが複数おり、日差しウルガモス、みがまもキョジオーン、ステロ展開悪テラスドドゲザンは明らかにパワーが高いと感じ、終盤の構築選択はカイリューを含めた4体のうちから軸を選択することになるプレイヤーが多いのかなと予想していた。

サーフゴーに関しては軸にするにはサポートを多く必要とするポケモンだと感じていたので、補完としては優秀だが軸にするプレイヤーは少ないと予想していた。

これらを踏まえた上で自分の構築選択をどうするか考えたが、オーロンゲ+サーフゴー+カイリューを軸にしようと考えていた。

オーロンゲの抱える問題点として初手読みされる点とサーフゴー、ウルガモスに大きな隙を見せてしまう点、技スペースの関係でステロ展開を防ぐ手段がない点があった。

これを解決するために初手ではなく2体目からオーロンゲを展開するプランを考えていたが、それをするということは最終盤まで続く初手の一発芸大会に付き合うという事であり、解答は最後まで出なかった。

オーロンゲ、サーフゴー、ゴツメカイリュー、襷、ドヒドイデ、高火力アタッカー

この形で考えていて鉢巻マスカーニャや眼鏡ドラパルトを使用したが上手く纏まる事はなかった。

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終盤

上記で挙げた4体の中でもステロ展開ドドゲザンをを使用するプレイヤーが多く、最終日の環境の7割はステロ展開だと予想した。

その為ステロ展開に明確な回答が出なかったオーロンゲを諦めることを決意。

ステロ展開が強いのは明白だったが、同時にメタも進み生半可なステロ撒きではメタに巻き込まれて1ターンで負ける事が増えると感じた。

具体的にはガブリアスカバルドンに対する初手テラスなどの過剰なメタが当時は多かったように感じた。

その為最強のステロ撒きを見つけたプレイヤーが優勝できる環境になるだろうと考えた。

ただ簡単には見つからず、試運転の段階で明らかにパワーが高かった渦アンコカイリューを軸の1つとする事を決め、補完がよくパワーも高いドドゲザンも採用を決めた。

当初はカイリューから残飯ドドゲザンに引いてサイクルの中でステロを撒くプランを考えていた。

この時点で構築の組み方としては最強のポケモンを10体くらい探してその中から6体選ぼうという方針になった。

並びのゲームではなく個のゲームだと感じていたのがその理由。

カイリュードドゲザンで明確に不利になるポケモンを考えたところ、呪いミミッキュとコノヨザルが無理だと分かった。

最強のポケモンの中から候補を探したところHB電磁波サーフゴーが該当し、カイリューとの補完も抜群に良かった為採用。

受け崩しラウドボーンに残飯が取られた事もあり、渦カイリュー対策も込みで弱点保険での採用となった。

これで3枠が決まったが、最強のポケモンを考えている過程でキョジオーンの最強の型を探すことになった。

そこでたまたまレッドカード頑丈キョジオーンを思いついた為、これしかないと感じステロ撒きをキョジオーンに決定。

その結果ドドゲザンは本来の力を発揮できる剣舞悪テラスとなった。

キョジオーンドドゲザンカイリューサーフゴーの4体が軸で決定し、残り2体はドラゴンの一貫を切るマリルリと受けを1体で崩せるラウドボーンに決定したがここは省略する。

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p>かなり強い構築ができたとこの時点で安心していたがそう簡単にはいかなかった。

その理由は大きく分けて2つ。

1つ目は想定していたよりも多くの種類の構築が使用されていた点。

7割がステロ展開になると予想していたが対面構築、眼鏡鉢巻ゴリ押し、ジバコイル、セグレイブの予想以上の採用率、色んな構築が存在し4枠で全て対応するのが難しい事に気づいた。

2つ目はカイリューとドドゲザンに対するメタが想定より早く進んだ点。

カイリューは渦アンコ一点読みでサーフゴーやウルガモスをあと投げされるケースが増え、想定していた選出が難しくなった。

ドドゲザンは渦アンコカイリューが流行った事、ドドゲザンメタで天然のヘイラッシャやラウドボーンが多く採用され、数的不利を取った場合に負けに直結するケースが増加しステロ撒きを安直に切ることが出来なくなった。

この2点で構築のプランが崩壊しスタート地点へ。

バンビーさんは似たような構成で結果を残していたのを見ると、メタにより苦しい択を嫌った自分の選択は結果的に間違いだったように思う。

ただ自分の選出やプレイングの実力で勝てていたかと言われると全くそうは思えない。

 

その後の流れは構築記事に書いた通りメタ対象ではないセグレイブを使用し数的不利を取らない努力をした。

これも結果論だが、S1の答えは初手でテラスを切ることを嫌がらずに数的不利を取らせない事を第一としながら、裏の2体はテラスタル依存度が低いポケモンを採用する、これだったと思う。

初手のフェアリーテラスからテラス依存度の低いサーフゴーやカイリューを軸とした構築や襷を上手く使った構築が正解に近かったように思う。

なので初手のテラスを嫌い、後発セグレイブを軸とした時点で自分の上位は無かったなと感じた。

これはうわっきーさんも同じような事を配信で言っていてやはりそうだよなあと頷いていた。

誤解の無いように言うが、結果を見るにおそらくデカヌチャン+カイリューも答えの一つだった。

これについてはまだ理解できていない為またのちのち。

この正解を元にS2は筋トレになるのか、それとも新しい後発テラスの形が開拓されるのか分からないが、何かいい形を見つけて開拓していきたい。