最高順位は以下の画像の通り4時過ぎの24位です。
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採用順と構築経緯
前提としてこのゲームは並びのゲームではなく強い単体を6体採用するゲームだと自分の中で感じた為それを前提に組もうと考えた。
皆さんご存じの通り上位でも結果を残しているステロ+渦アンコカイリュー+HB電磁波サーフゴー+ドドゲザンの形が強いと思い使用する予定だった。
環境のメタの進み方が想定よりも早かった為、数的不利を取った後の天然にドドゲザンが解答を持てなくなった事と、カイリューにサーフゴーやウルガモスをあと投げする人が増えた為その択についていけないと判断し断念。恐らくこれが間違っていた。
ドドゲザンの代わりとなるエースとして別構築で使用していて最も単体で勝ちを拾えると感じた鋼テラスタル残飯セグレイブを採用。
数的不利を取られると積みで返すことができず、かといってこだわりの採用は初手の願望テラスタルのメタに巻き込まれると感じた為、極力相手を選ばずに1対1交換かステロ展開のルートを選べるでんきだまコノヨザルを採用。
セグレイブの苦手とする数値受けを誘って倒すことができ、元々一緒に選出して使用感のよかったカイリューを採用。
対面的な選出の初手がコノヨザルのみだと初手の鉢巻ガブリアスや眼鏡ウルガモスを筆頭としたコノヨザルをワンパンもしくは機能停止させることができる叩きマスカーニャに対応できない為、タスキ枠の中でも天然に対してある程度強く出ることができ、ラス1でのスイーパーとしても優秀な特殊ドラパを採用。
ここまでだとカイリューで物理受けを突破できなかった場合勝ち筋が乏しく、前述したとおりカイリューには頻繁にサーフゴーとウルガモスがあと投げされる環境だったため、崩せない物理受け(ヘイラッシャ、ブラッキー、ラウドボーン)とサーフゴーやウルガモスが同居している構築相手に対する勝ち筋が欲しかった。
そこでサーフゴー、ウルガモス、ラウドボーンに詰ませが比較的安定し、地割れで取り巻きをある程度の期待値で崩していける隠密マントヘイラッシャを採用。
最終日付近に増えていた皆さんご存じコノヨザル展開のウルガモスカイリュー入りに有利で、選出画面での圧力で相手の選出や型が読みやすくなる頑丈レッカキョジオーンを最後に採用した。
使用個体と個別解説
コノヨザル@でんきだま
テラスタル:鋼
性格:陽気
特性:やるき
努力値:236-0-0-×-20-252
実数値:215-135-100-×-113-156
技構成:なげつける いのちがけ ステルスロック アンコール
Hカバルドンをいのちがけで一発
眼鏡ガモスのオバヒ意識でD20
Sミラー意識の最速
上位で使ってる人がいていいなと思いパクりました。
いのちがけ採用はおそらくメジャーではないが、本構築では数的不利を取らない役目も担っていたので必須だった。
主にいのちがけを当てたい相手はドラパとセグレイブが面倒な相手で例をあげるとセグレイブ、ニンフィア、ジバコイル、カバルドン等。
なげつけるの採用理由は隠密マントではないサーフゴーあと投げにリスクをつけれる為。やられて最も嫌だった。
また、特性やるきが強く、初手のゲンガー対面もタスキを削りながら安定して2回行動ができたり、相手のヘイラッシャやラウドボーンのあくびループを切ることもできる。
初手のコノヨザルミラーや他のステロ撒きと対面した時を想定してステロをアンコールしてからなげつけるかいのちがけを押すことで裏に負荷をかけることができる為アンコールを採用した。
流行っていたので初手でドラパに身代わりされるなど一点読みの被害にも多くあった為、勝ちへの貢献度としては微妙だったが初手が最も大事だと思うこのゲームにおいて広い相手に役割が持てるコノヨザルの代わりを見つけることができなかった。
テラスタルは受けループに選出した際に毒が入らないのが活きる場面があるかなと思って鋼。
キョジオーン@レッドカード
テラスタル:フェアリー
性格:わんぱく
特性:がんじょう
努力値:252-0-156-×-100-0
実数値:207‐120-187-×‐123-54
技構成 しおづけ ステルスロック 自己再生 まもる
ミラーで抜かれる為S個体値29
ステロ撒きとして最も強いと思っていたポケモン。
キョジオーンが最も撃たれる技はみがわりであり、そこに対してフリーでステロを撒いて裏にしおづけをいれる動きが余りにも強い。
シンプルに殴ってキョジオーンを倒しにきた相手にもがんじょうで行動保証がある為最低限の仕事ができ、裏からウルガモスやカイリューが出てきた時のアドバンテージは凄まじい。
誰もあくびや胞子、ゴースト技を打ってこない為実質特性が2つあるのが気持ちいい。
キョジオーン自身が刺さっていた場合は詰め筋にもなれるように自己再生を採用している。
まもるはしおづけと合わせた削りの他トリックの確認で使う動きがとても強い。
テラスタルは基本的に切らないが切った際に勝ちを確定させられる可能性のあるフェアリー。
セグレイブ@たべのこし
テラスタル:鋼
性格:意地
特性:ねつこうかん
努力値:244-116-28-×-4-116
実数値:221-198-116-×-107-122
技構成 竜の舞 つららおとし 地震 みがわり
1舞でゲンガー抜きだったが公開された飛行テラバカイリュー意識で+2
本構築の軸でほぼ全試合選出した使ってて楽しい最高のポケモン。
一番最初は鋼テラスタルアイアンヘッドでメガメタグロスごっこできるポケモンの中で最強を探していた時に見つけたが、氷地面の範囲で事足りている事に気づきみがわりを採用したところ鬼のように強かった。
セグレイブは最速のメリットが大きいが故に数値を活かすことができていなかったが、思い切ってSを落としてHAベースにすることで数値の化け物が誕生した。
ドラゴンタイプの鋼テラスタルの強さはサザンドラやボーマンダでご存じだとは思うがセグレイブもその例に漏れず相性抜群で数々の対面でテラスタル竜舞をすることで3タテを量産した。
みがわりは残せる場面が多い他にも、様々な対面でテラスタルじゃんけんを拒否することができ、特にサーフゴー対面とガブリアス対面では重宝した。
また、ドドゲザン対面ではふいうちを透かす選択肢として非常に強力だった。
数的不利を取っていなければ殆どのヘイラッシャが打点を持っていない為、みがわりであくび地割れを透かす事でTODを狙うことができる。
つららおとしはコンセプトのメガメタグロスごっこを引き継ぐ活躍でたくさんの試合を拾ったがたくさんの試合を落とした。
構築の完成度は微妙だったがこのセグレイブの単体性能はとても高かったので是非使ってみてほしい。
ドラパルト@きあいのタスキ
テラスタル:ノーマル
性格:無邪気
特性:すりぬけ
努力値:0-4-0-252-0-252
実数値:163-4-95-152-85-213
技構成 流星群 シャドーボール おにび ふいうち
特筆することのない普通のタスキドラパ。
構築経緯でも話したが特殊ドラパは天然にある程度強い点がタスキ枠の中では評価が高い。
おにびはセグレイブの起点を増やせるため主にガブリアスやドドゲザンに撃つために採用。
テラスタル:鋼
性格:図太い
特性:マルチスケイル
努力値:244-0-116-20-4-124
実数値:197-125-143-123-121-116
技構成: 炎の渦 アンコール 羽休め 流星群
最速ドドゲザン抜きが113でその近辺を抜くため116
特筆することのない渦アンコカイリュー。
マリルリやマスカーニャに加えてヘイラッシャ等の物理受けを誘って倒すことが昔はできた。
メタが回りサーフゴーやウルガモスをあと投げされたり氷テラスマスカーニャにメタられたりと最終日付近はかなり厳しかった印象。
自分が工夫した点は強いて言うのであればC20振りと鋼テラスタル。
フェアリーが主流だったが個人的には地面が一貫するデメリットよりも耐性として強力な点を活かしてマルチスケイルが無くてもキャッチから詰めれる点が強力だと感じた。
ヘイラッシャ@おんみつマント
テラスタル:飛行
性格:慎重
特性:天然
努力値:252-0-4-×-252-0
実数値:257-120-136-×-128-55
技構成:ウェーブタックル 地割れ ねむる ねごと
サーフゴーとラウドボーンにあと投げから詰ませが可能。
隠密マントを持つ理由はシャドーボールのDダウンを防ぐため。
テラスタル飛行はミラー意識だったが一度も切らなかったためあまり関係なかった。
使う上での注意点はサーフゴーとミミッキュのトリック(2敗)。
最終日対戦動画
あとがき
それなりに勝負できる所まではいけたが勝ちきれなかった原因はいくつか思いつく。
自分で1か月以上打ち込んだ結果と、他の方の構築を見た感じは構築だけで勝負するのは難しいのかなと感じた。
環境の把握と強いポケモンは分かってはいたが、メタ対象でもあるそれらのポケモンと型を使って選出やプレイングで勝負できる自信がなかった。
構築のみで勝負できる方法を今後も模索していくが、負けたまま終わりたくはないのでこれまで真剣に向き合ってこなかった選出やプレイングの面でも上位に近づく努力をしようと思った。
S2は期間が短い為構築を組める自信はあまりないが、何かよさそうな軸が思いつけば上位を目指して頑張りたい。
この構築を含めたS1のほぼすべての構築はなもなきあさなごリスナーとの共同制作だったことも一応書いておきます。