皆さんこんにちはあさみです^_^
今回はヌケニン入り毒サイクル構築の紹介です!
最終順位ではないので分かりやすい結果は出しておりませんが2桁順位に居座れるくらいのスペックはあるのでヌケニンを使ってみたい、変わった形の毒サイクルがしたいという方におすすめです!
実際にこの構築を使った対戦動画はこちら!
part1
part2
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採用順と構築経緯
どうしても毒サイクルがしたかったが現環境のサイクル構築は相手のダイマックスに合わせてこちらもダイマックスしなければ受からない場面がとても多く厳しい立ち回りを強いられることが多かった。
そのため相手のダイマックスに対してダイマックスをきらずにスリップダメージで処理したり流すことが可能なヌケニンを使うことにした。
ヌケニンと昔から相性がいい毒がうてるサイクルパーツとしてドヒドイデを採用。
ヌケドヒドでは厳しいサザンドラやトゲキッスへの誤魔化しができる枠としてスカーフメタモンとチョッキバンギラスを採用。
ステロ展開の構築にヌケニンを出さずに勝ち筋を作るためにドヒドイデと相性のいい毒守ヌオーを採用。
最後にアーマーガアに対する回答とドリュウズに比較的有利が取れる最速ゴツメアーマーガアを採用した。
使用個体と個別解説
性格:意地っ張り
特性:不思議な守り
努力値:0-252-0-0-0-252
実数値:1-156-65-×-50-92
技構成:ゴーストダイブ かげうち 鬼火 こらえる
他に努力値を振る意味がない為ASぶっぱ
今回の構築のコンセプトで相手のダイマや崩しに対するストッパ―兼クッション枠。
基本的な動きはドヒドイデで受けることが困難な状況になった時にあと投げしてゴーストダイブorこらえるで相手のダイマターンを枯らしながらスリップダメージを稼ぎます。
具体的にはダイホロウやダイアークをうってBやDを下げることで突破を狙ってくるドラパやミミッキュやサザンドラ、巧みから崩しを狙ってくるロトムやキッス、飛び跳ねるしか打点のない積みエースのギャラやホルード、このようなポケモンたちをドヒドイデの毒と合わせてダイマを使わずに処理を狙っていきます。
また、本来受けることのできない物理エースにタスキを盾に鬼火をうちドヒドイデで詰ませる状況を作ることもできます。
ステロがないという前提ではありますが本来受け構築では厳しいラプラスやオニゴーリやガマゲロゲやアイアントを完封できる可能性があるのはかなりの強みです。
鉢巻ヒヒダルマもドヒドイデのトーチカとあわせてほぼ完封可能です。
弱点はステロ撒きがいる場合に選出できない点と不意に飛んでくる補助技です。
ドヒドイデ@くろいヘドロ
性格:穏やか
特性:再生力
努力値:252-×-4-0-252-0
実数値:157-×173-73-213-55
技構成:どくどく トーチカ 自己再生 ねっとう
ロトムや居座れる範囲を広げるためにHD特化
TODを有利に進めるためにはSを落としたほうがいいらしい
ヌケニンの相棒でありヌオーの相棒でもある8世代受けサイクルの軸。
ヌケドヒド選出はヌケニン側からできることが少ないので基本的にドヒドイデから展開していくことが多いです。
HDドヒドイデはHBドヒドイデと比べて単体で詰ませる範囲は狭くなりますが物理地面とパッチラゴン以外には弱点を突かれても耐えて毒を撒くことができる点が優秀です。
眼鏡ロトムの電気技も余裕をもって耐えるので毒トーチカから展開していくことができます。
VSバトン系統の構築の時に黒い霧が欲しいですが、ヌケニンと組む場合は毒もトーチカも必須レベルなので技構成はこれで完結しています。
メタモン@拘りスカーフ
性格:生意気
特性:かわりもの
努力値:252-0-4-0-252-0
実数値:155-68-69-×-110-47
技構成:へんしん
実際の個体はHVだがS補正の妥協個体
マタドガスの化学変化ガスで特性無効の際にD特化推奨でコピーした際に威嚇の発動順的に最遅推奨
メタモンの型の中で一番有名なスカーフ型。
止めることの難しいパッチラゴンや剣舞ドリュウズやトゲキッスあたりが選出択でどうにもならないときに誤魔化すことができます。
選出画面で明確に出せる保証はないのですが出せばなんとかなることも多く、良くも悪くも不安定です。
使っていてメタモンを知っている人は不必要な積み技はうたないし選出もメタモンが一貫しないように工夫しているなと感じましたし、自分もメタモンを相手にする際は気を付けています。
バンギラス@突撃チョッキ
性格:意地っ張り
特性:すなおこし
努力値:252-124-4-0-60-68
実数値:207-187-131-×-128-90
技構成:ストーンエッジ 噛み砕く 炎のパンチ 馬鹿力
S12振りアーマーガア抜き
HぶっぱA11n残りD
キッスやサザンに強めな特殊受け。
強めというだけで後出しから綺麗に処理できるわけではないので極力あと投げする展開にはならないように立ち回る必要があります。
タイプ相性関係なく水ロトムやニンフィア程度なら対面から殴り合えるくらいの特殊耐久がある点はかなり強いです。
技構成は一致技二つにサザンドラへの最大打点の馬鹿力とアーマーガアやナットレイにできるだけ隙を見せない炎のパンチとしています。
バタフリーが重いのでロックブラストが欲しい場面も稀にあります。
ヌオー@食べ残し
性格:穏やか
特性:天然
努力値:252-×-4-0-252-0
実数値:202-×-106-85-128-55
技構成:どくどく まもる 自己再生 ねっとう
ドヒドの相棒その2。
ステロが撒かれる場合や安定して受けまわせそうな場合に選出します。
ドヒドが隙を見せる積み技に特性天然で少しだけ強いのでスリップで処理したり身代わり持ちでもPPを枯らすことができたりします。
数値が全く足りていない為過度な信頼はNGです。
ドヒドと同じくねっとうで燃やしたりヌケニンの鬼火を当てたりするとHDながらも物理相手に詰め筋になることができます。
アーマーガア@ゴツゴツメット
性格:陽気
特性:プレッシャー
努力値:252-0-4-×-0-252
実数値:205-92-126-×-105-130
技構成:ブレイブバード 羽休め ビルドアップ 挑発
アーマーガアミラー意識の最速
ここまでで重いアーマーガアに勝ててドリュウズに気持ち強めな枠。
ゴツメを持つ利点はミラーの同速に何度も負けない限りは強いという事です。しかしS2のルールでは対戦の展開次第では時間が足りず15分のタイムアップになる数ターン前に同速で上から挑発を先にうてた方の勝ちとなってしまいます
上記のような問題はあるのですが時間制限のない本来の対戦においてはゴツメはアーマーガアミラーでかなり有用な持ち物となります。
技構成は特に語ることのない有名な構成で詰ませ性能の高いワンウェポンビルドです。
構築の要点
ヌケドヒドサイクル
個別紹介でも少し触れましたがヌケニンドヒドイデサイクルの誤魔化し性能がとても強力です。
ドヒドイデ側から毒を入れてヌケニンの特性とタスキ、ゴーストダイブこらえるかげうちを駆使して処理する勝ち筋、ヌケニン側からタスキを盾に鬼火をうち本来受からない物理アタッカーをドヒドイデで詰める勝ち筋どちらも強力です。
ドヒドイデというポケモンの性質上ダイマ無しで突破するのはハードルが高いのでうまくヌケニンを使うことができればイージーウィンを拾うことができます。
これらの勝ち筋をダイマ択に付き合わずにこちらはダイマ無しで遂行できる点がこれまで使われてきたサイクルとは最も差別化できる点です。
ステロを撒かれるだけで破綻したり不意の補助技で出落ちしたりと弱点もありますが、ヌケニンにしかできないオンリーワンの勝ち筋はそれを差し引いても魅力的です。
ドヒドヌオーサイクル
S1から有名な並びで相性補完と毒のスリップで幅広い並びを誤魔化していくことができます。
ヌケドヒドと違い再生技を持てるためドヒドイデの無限サイクルについていくことができヌケニンとは違った正統派な方向性で詰ませの状況に持っていきます。
ドヒドヌオーサイクルの肝はどちらからでも毒が打てるためいかに有利対面を取って相手の崩し枠に毒を当てるかという部分だと思っています。
ドヒドヌオーできついラプラスやオニゴーリにヌケニンが強い為ヌケドヒドヌオーという選出もそれなりにする機会があります。
ダイマックスと選出の自由度
ヌケドヒドサイクルとドヒドヌオーサイクルが軸となっている為自然と選出の3枠目のポケモンがダイマックスを切りやすいようになっています。
3枠目になることが多いメタモン、アーマーガア、バンギラスの3体はダイマックスをきるととても強力ですが、きらなくても機能するためさらに選出や立ち回りの自由度が高くなっています。
後書き
いかがだったでしょうか?
これまでとは違った7世代に近い毒サイクル構築となっているので興味がある方はぜひ使ってみてください!
実際に使った対戦動画も視聴するとイメージが沸きやすいと思うのでもしよければ見てみてください!