S13最終レート2161で最終順位1位を達成することができました^_^
【構築経緯】
相手から見えづらい勝ち筋を押し付けること、崩し、対面処理、受け詰ませの要素を分散させて多様な勝ち筋を作り出すことを意識しました。
偉い構築、すなわち相手の構築や選出に限りなく全対応できる構築を目指しました。
【使用個体】
性格：臆病
特性：威嚇→スカイスキン
170-*-150-172(252)-111(4)-189(252)
技構成 : ハイパーボイス/ 流星群/ 大文字/ 羽休め
◇ メガ前ダウンロード調整
◇ CSぶっぱ
ナットレイ@フィラの実
性格：呑気
特性：鉄の棘
181(252)-114-198(228)-*-140(28)-22
技構成 : ジャイロボール/ 種マシンガン/ 宿り木の種/ 鈍い
◇ ミミマンダ意識でB11nで最大・Hぶっぱ
ヒードラン@風船
性格：控えめ
特性：貰い火
197(244)-*-127(4)-170(36)-127(4)-125(220)
技構成 : マグマストーム/ 大地の力/ めざめるパワー氷/ 挑発
◇ 最速テッカグヤ抜き
カビゴン@マゴの実
性格：慎重
特性：免疫
264(228)-131(4)-110(196)-*-154(76)-51(4)
技構成 : 恩返し/ 地震/ 毒々/ カウンター
◇ H4n・D11n・残りB
ゲッコウガ@気合のタスキ
性格：控えめ
特性：激流
147-*-87-170(252)-92(4)-174(252)
技構成 : 波乗り/ 水手裏剣/ 毒々/ 守る
◇CSぶっぱ
ミミッキュ@ゴーストZ
性格：意地っ張り
特性：化けの皮
159(228)-154(236)-104(28)-*-126(4)-118(12)
技構成 : じゃれつく/ シャドークロー/ 影うち/ 剣の舞
◇H16n-1・A11n・残り振り分け
【構築の要点】
◆タスキどくまも激流ゲッコウガ
+クッション
水技/水手裏剣@タスキという一般的な激流ゲッコウガに「毒々+守る」を採用することで対面、崩し、ストッパーいずれも高いレベルで行えるようにし、構築のスタートとしました。
毒を入れた後の引き先として、ゲッコウガが仕事をさせてもらえないレヒレ
・ガッサ
にも強いナットレイと、数値が高く広い相手に投げられるカビゴンの2匹を裏に置くこととし、またこの2匹には詰ませの役割も持たせたかったのでそれぞれ鈍い型と免疫型で採用しました。
ゲッコウガかカビゴンで毒、またはナットレイで宿り木を入れてからゲッコウガの「守る+水手裏剣」で切り返す動きが非常に強力です。
ゲッコウガの守るはフィールドや砂、トリックルームのターン管理や釣り交換に対する相手に見えない回答として、また型判別の手段、猫騙しによるタスキ潰しを止める見えない勝ち筋として、汎用性を損なうことなく採用できる技だと考えました。
カビナットに対する崩しへの切り返しの駒として、カミツルギ
・ランドロス
を意識した特殊ボーマンダとその他の崩しを幅広く見られるミミッキュを採用しました。
ボーマンダは高耐久にもかかわらず速いので相手の積みに対しては上からそのまま切り返しが、殴りに対しては威嚇で軽減しつつ羽休めで次のサイクルに繋げることができます。
広い技範囲と初速の速さによるスイープ性能、地面の一貫切りが可能なことなどカビナットの裏に置くメガとしてかなり優先度が高いポケモンだと考えています。
一方、ミミッキュはドラゴン(ジャラランガZ)と格闘の一貫を切る駒として採用したものの、特性化けの皮の汎用性から物理の積みを強く意識したボーマンダと異なり、不特定多数の崩しに対して投げていく駒となっています。
そのため明確な役割対象は存在しませんが
「崩しの役割を持たせるため」「メガメタグロス 、メガクチート が構築全体で重いため」「定数ダメージソースが複数組み込まれている構築の都合上、化けの皮があればストッパーになれることが多いため」などの理由から威力重視のミミッキュZではなく通りのいいゴーストZを採用しています。
◆相手から見えない対面性能・崩し
○マグスト挑発ヒードラン
@風船
最後の枠には受け寄りのサイクルを崩すことができるヒードランが入っています。
この並びだといわゆるマンダナットドランというサイクル構築に見えるため、崩しの駒と認識されづらいですが「マグマストーム+挑発」を採用することで非常に受けづらい崩しとなります。
また、グライオン
を意識した「風船+めざめるパワー氷」ですが、これにより本来不利な
に強くなり、対面性能が向上しています。
このヒードランはメガメタグロス の「アームハンマー」もほぼ耐えるため1:1に近い形になりますが対面有利と考えて多くの場面で強気に選出していくことが可能であり、対面選出に組み込むことができるのがもう一つの強みとなっています。
○毒カウンター免疫カビゴン
@混乱実
このポケモンも崩しの役割を持たせられるように毒々を、対面選出に組み込めるようにカウンターを採用しています。
カウンターは霊Zミミッキュ同様メガメタグロス、メガクチート意識です。
ちなみにカビゴンの持ち物に関してですが、これは特性を間違えたわけではありません。
今回のカビゴン技構成には「守る」「欠伸」などが入っていないこと、残飯だとスリップや受け出し時の発動で免疫がバレやすいこと、対面的に動く場合に場に居座るターン数が少ないことなどから残飯ではなく混乱実を採用しています。
残飯でもないのにHPが半分を切った時点で混乱実が発動しないと、相手は混乱実をケアした動きをしにくくなるため十分に見えない勝ち筋として機能しました。
(余談ですが、ポリゴン2
を見たら免疫をトレースされるので慎重な立ち回りが必要になります。
トレースやばい^_^)
とーすとさんにお願いして文章書いてもらいました。読みやすい文章をありがとうございます！ @poke_toast
【結果】TN Dearest drop 最終レート2161 最終順位1位
【後書き】
２シーズン考えていたゲッコウガ軸をなんとか形にして結果を残すことができてとても嬉しいです。
偉い構築とは何か、全対応とは何かを考え続けていてそこを目指してずっと夢を追ってきました。
残念ながら全対応構築は作ることはできませんでしたが他の構築よりも選出択になりにくい偉い構築に仕上がったと思います。
間違いなくポケットモンスターは運ゲーだしマッチング相性ゲーなんですが、自分がその中でもポケモン対戦を続ける理由はいつか全対応構築を組めるんじゃないかとどこかで夢をみているからです。
これからも自分の信念を貫いて全対応の夢を追っていきたいです。
special thanks
たくさん語り合ってくれてドランの調整をくれためておらいとさん、絶対にやめろと最後までゲコのドロポンを止めてくれたhabanさん、最終順位を抜くモチベとドランを使う気にさせてくれたよしこぽけ。
一緒に全対応目指してくれたとーすと、なごなご、癒しだったかえでさん。
1ページ目の高みを共に目指したWCSのあしゅ、はげぽよ、Suro、バンビー、ゆうのしん、あかり、けいとだま、ゆよ、じゅうねん、terry、Alekso。
通話してないけどかいるさんふみたんクロネコさんニコニコさん。
ありがとう^_^
追記
QRレンタルチーム
カビゴン捨て身です
